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ちょっと物語1-後半

「信号待ち」-後半

たしか、出先からの帰り昼食を済ませ、帰社途中だったような、

しかし、今は夜だし。

それにしても、信号は赤のままで一向に変わらないぞ、

考えたらいつからここに立っているのだろう。

行き先はよく思い出せないが、帰社途中なら急がないといけないはずだし、

このままここに立っているのもいやだし。

早く青になってくれ。

ダメだ、もう我慢できない、車の合間を無理やり走り抜けてやる。

男は、赤信号を無視して、道路に飛び出した。

そこに、車が突っ込んでくるが、何も起きない。

呆然とする男、やっと思い出した。

そうだ、さっきまでトラックを運転していて、目の前に人が見えて、

あわててハンドルを切って。

そして、何処かにぶつかって、そこからどうなったのだ。

また、記憶が薄れて行く。

気付くと横断歩道で信号待ちをしている。


男の運転するトラックは、電柱に激突していた、即死だった。

そして、男のトラックががはねた男の怨念にとりつかれ、

その場所から離れられずに、同じ事を繰り返す。

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