fc2ブログ

「通勤途中にて」-1 

季節はもう秋の終わりだけれど、温暖化のせいかまだまだ暖かい日が続いている。

風邪が流行っているらしいが、だから気をつけろと行政も、マスコミも言うけれど、

だったら通勤などと言うシステムをこの世からなくして欲しいものだ。

大勢の人間が、狭苦しい電車に乗り込んで、長時間同じ空気を吸うのだから、

それこそみんな防毒マスクを装着しなければ、どうしようもない。

政府が通勤をなくさないならば、我々労働者が自ら通勤を拒否するしかないのだろうか。

コンピューターの技術が発達し、通信技術が発達し、ITの発展はすさまじいのに、

なぜ労働者は通勤電車に詰め込まれ続けるのか。

ギュウギュウ詰めの電車の中で、誰かの頭を見ながら考える。

電車に乗り込んで、二本目の河を渡る鉄橋に差し掛かったとき事故は起こった。

具体的な事故の内容は分からないが、鉄橋の真ん中で停車して、

照明も空調も停止して、たぶん非常用のバッテリーで作動するものだけが

作動する状況の中で、車内アナウンスで事故による停電の為、

暫らく停車する事を知らされた。

直ぐにはパニックになる事は無かった。

パニックになったところで、誰も身動き出来ないほどの満員電車では、

何も出来はしない。むしろパニックになって電車から飛び出す人がいた方が、

良かったのにと思ってしまう。

暫らくすると、誰かが窓を開けろと言い出す。

空調の止まった車内は、満員だというだけで息苦しい。

電車の窓は、一時期コストダウンと安全の為に、ほとんど開かなくなっていたが、

現在はこのような事態の時の換気のために、開くように改良されている。

それでも、大昔のものと違い開け方がよく分からない、

多くの窓が開けられるのには時間を要した。

窓が開いた事で、若干息苦しさは改善されるものの、ギュウギュウ詰めである、

まだまだ息苦しく徐々に暑さも増してくる。

この状況で耐えられるのは、どれぐらいの時間だろう。

この電車は、たぶん満員状態で走る区間だけでも1時間程度要しているはずだから、

普段から1時間程度耐えている人はいるのだろうと思う。

しかし、耐えられるのは動いているからだ、止まったままでは1時間はきつ過ぎる。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

フリーエリア
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
リンク
最新記事
カテゴリ
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QRコード