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「料理物語」-1

食べる事は生物としての人間の営みの基本。

そして、人間はさまざまな動植物を調理する事で、

食べやすくしたり保存できるようにした。

毒のある植物は、長期間貯蔵し無毒化されるのを待つ事で食べられるようにしたり、

軽度の毒ならば、過熱や水洗いの組み合わせで処理し、無毒化する。

毒のある動物は、たいてい毒のある部分が限られているから、

その部分を除去するとか、やはり加熱調理で無毒化するものもある。

しかし、人間というものは変わった生き物で、

わざわざ毒を作り出して食したり、飲んだり、濃縮して刺激を強めて楽しんだりと、

生存本能に逆らうような事をする。

働かざるもの食うべからずという言葉がある。

一見当たり前の摂理のように、極自然な当たり前のことのようにも思えてしまうのだが、

地球上の生物の、どれほどのものが働いているのだろうか。

自然には働くとか、労働とかというものは存在しない。

単に生きる為の行動のひとつの形態として、働くという事象が発生して来たに過ぎない。

つまり、食う事が先にあって、後に働くという概念が生まれたのであって、

食う事は生きる為の当然の自然が与えた権利であって、

働くという事と直接的に関係するものではない。

つまり、働かざるものも食う事は何の問題も無い。

直接的にはだ。

間接的な関係にはあるから、食べ物を生み出す為に働かざる終えない事はある。

でも、何時の頃からか、食料は料理しないと食べられないものが増えた。

食料の側が変わったというより、人間がか弱くなって、

料理しないと食べられなくなったというべきだろう。

そうなると、料理と言う仕事抜きでは、食うことが出来ない事になる。

そして、人が生きる為の基本が食であるならば、

極端な言い方をすると人が生きるために働く事のほとんどが、

料理とさえ言えるかもしれない。

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