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「KY計」-2

KY計の開発に成功した私は、まず小型化に着手した。

ケーシングとして携帯電話の使用をまず考えた。

何時でも持ち歩いてバッテリーも長持ちするし、

電波を捜すふりをして、

いろいろな方向に向けても怪しまれないから良いだろうと考えたのだが、

携帯電話の使用を禁じられたり制限されたりしている場所が多いから、

使用者自身がKYになってしまう可能性がある。

そして何より携帯電話は小型化されすぎていて、

中身を取り出してKY計の計器を組み込むスペースが小さすぎる。

持ち歩いてどんな場所でも操作していて不審にも迷惑にも思われない機器。

携帯音楽プレーヤーの類も考えたが、

操作し続ける物ではないからだめだ。

結局流行の携帯ゲーム機を使うことにした。

しかし、最新のゲーム機はやはり、

小型化コンパクト化が進んでいてかなり苦労させられた。

いや苦労したが失敗し、

少し型の古い、

旧型の携帯ゲーム機のケーシングを利用しやっと成功した。

出来上がったKY計は、

指向性があり、レーダー機能があり、

ピンポイントでKY度を測定する事もできるが、

そのたびに機能の切り替えなどの操作が必要だ。

モニターはゲーム機の時のものをそのまま利用し

操作ボタンもそのまま使用したが、

ゲーム機のボタンはKY計としても操作性に優れていた。

研究所で少し動作テストを行なった後、

出来上がったKY計を持って、

早速いろいろな場所で試してみる事にした。

まずは電車に乗り車内で使用してみる事にした。

駅で改札を通る前に、

KY計のスイッチを入れ周囲の様子を探ってみる。

改札口に近づいた所で反応があった。

改札口のまん前で立ち話をする2人に反応したものだった。

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