fc2ブログ

「おとぎの王様」-1 

現実は物語より非現実的だ。

なのに、現実よりおもしろい物語を求めている。


ある所に、王様とその娘のお姫様がいました。

二人だけが住む国は、とても広くて豊かな国でした。

お城の周りの果樹園には四季折々の果実が実り、

広い畑には一年中野菜や穀物が実り、

川にも海にも沢山の魚介が取り放題で食べ放題におりました。

王様とお姫様は2人だけですから、家臣とか家来とかは居ませんでした。

でも、二人しか居ませんから、

法律は王様とお姫様で自由に決めましたし、

裁判官も大統領も2人でかねていました。

残念ながら軍隊は王様一人だけですし、

軍艦も戦車も持っていませんでした。

しかし、幸いにもこの国を攻める他所の国というものもありませんから、

軍隊は貧弱でも大丈夫でした。

大きくて立派で頑丈なお城は、昔大勢の人が住んでいた頃に、

大勢の人が沢山の機械を使って建てたものでした。

大きなお城には立派な家具が並べられ、

豪華の衣類も食器や器具もいろいろと取り揃えられています。

あるときお姫様は言いました。

「私もそろそろ大人だし、そろそろ結婚したいわ」

王様は困りました。

この国には2人きりしか居ませんから、お姫様の結婚相手もいません。

王様は考えました。

考えた末に自分たちの姿に似せて生き物を作り出す事にしました。

しかし、王様はあまり器用ではありませんし、

まして自分の娘の婿にするのですから、

自分が作り出した程度の生き物では満足できません。

そこで、王様は沢山の生き物を作り、

互いに競い合い次第に進化するそんな生き物を作る事にしました。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

フリーエリア
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
リンク
最新記事
カテゴリ
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QRコード