fc2ブログ

「おとぎの王様」-2

互いに競い合い次第に進化する生き物ですが、

自分たちに似た者が生まれるまでに、

途中でどんな生き物になるか良く分かりません。

ですから、そんな生き物を自分たちの国に置いておく事は出来ません。

王様は作った生き物を遠くの国に放ちました。

遠くの国で競い合い生き残った者で、

娘の姫の気にいる者が現れたなら婿に迎えるつもりです。

遠くの国に放たれた生き物は、

進化を続けやがて王様やお姫様の姿形にそっくりな生き物が生まれました。

その生き物達は、道具を使うことを覚え、集団で生活し、

他の生き物を狩り家畜として飼い、田畑を作り、

食料を安定して生み出す事に成功し、

仲間の数をどんどん増やしました。

仲間が増えると、仲間同士での争いが激しくなりました。

初めは食料の奪い合いでした。

そのうちに考え方が違うとか、

信じるものが違うという理由で争うようになりました。

争い競い合ってより強い者が生き残るのは、

王様の考えた計画通りですから順調だと喜んでいましたが、

強くなりすぎるのも危険だと思っていました。

あまり強くなりすぎないように、

力をつけた集団が出来ると適当に滅ぼしたりしていました。

それでも知恵をつけた生き物達は、

だんだんと滅ぼされないようにと知恵を使うようになり、

王様が思うように滅んでくれなくなりました。

娘の姫の婿が生まれたら、

婿以外は全て滅ぼしてしまうつもりだったのに、

王様の力では滅ぼす事が出来ないほど知恵が付き強くなってしまいました。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

フリーエリア
カレンダー
01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
リンク
最新記事
カテゴリ
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QRコード