fc2ブログ

「妖精のお手伝い」-11

昼前ぐらいまで反省して過ごした。

妹は母さんだったり父さんだったり僕にも時々まとわりついて泣いていた。

もうすぐお昼という時に、警察の人がやって来た。

「すみません、お昼のお食事時にお邪魔して。

実は泥棒を捕まえまして、

その泥棒がこの家から二体の銅像を盗んだと証言しているのですが、

この家から盗まれたものかどうか確認していただけませんか」

「昨日の泥棒がもう捕まったんですか、

でもうちは何も盗まれていませんから、

他所の家と勘違いしているんじゃないですか」

おいおい、父さん頼むよ、

銅像を見に行ってくれよ、

自分で銅像に変えた子供達なんだから、

断わったりしないで頼むよ

「申し訳ありませんが、泥棒の勘違いだとしても、

一応品物を見て確認していただけませんか」

「はあ、それでその銅像はどこにあるんですか」

「はい、すぐ近くです。

泥棒の自宅にまだ、置いたままなんですが、

その家はすぐ近くですので、

出来れば今から一緒に行っていただければ助かります」

「すぐ近くでしたら、警察に協力するのも市民の義務ですから、

分かりました行きましょう」

やった、助かった。

「チイちゃん銅像のありかが分かったよ、さあ一緒に行こう」

僕は母さんにまとわりついていた妹を無理やり引き剥がして、

父さんににくっついて泥棒の家へと向った。

泥棒の家に到着すると、

おまわりさんは僕とチイちゃんの銅像を指差して、

見覚えはありませんかというのだけれど、

父さんは首をかしげているばかり。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

フリーエリア
カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
リンク
最新記事
カテゴリ
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QRコード