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「何でも作れる」-11

「続いて、二つ目の兵器ですが、

この丸が地球で、

宇宙空間にこのように巨大な反射鏡を設置します。

繊維を骨組みに使えばかなり巨大なものが作れるでしょう。

攻撃方法は複数の巨大反射板で太陽光線を攻撃目標に集中して反射します。

直ぐには何も起こらないかもしれません。

しかし、長時間通常の数倍の太陽熱が照射され続ければ、

その地表の温度は上がり続け、

いずれ地下都市の中へも熱が伝わり蒸し焼き状態にします。

そして、高熱は地上の電子機器を破壊しますから、

敵の攻撃力を奪い去る事になります」

「なるほど、これはなかなか恐ろしい兵器になりそうですね」

「はい、じわじわと蒸し焼きにするのですから、殆んど拷問でしょう。

さて、次の兵器ですが、繊維で作ったわっかを、

チェーン状につなぎ合わせたムチとか、

円盤に繊維のとげを施したブーメランのような武器とか、

強力ですがたいした破壊力のない兵器はいろいろと思いつきます。

では、これはどうでしょう」

そう言って彼は、変な絵を描き始めた。

何が変かといえば威力も何もあまり良く理解できない所が変だ。

丸を幾つも描いた、それは少しいびつな円だった。

その絵を見せられて説明を聞いても、いまいち意味が分からない。

しかし、恐怖を感じることだけは確かだ。

「この繊維を使用した兵器で攻撃を受けますと、

身体をコンクリートで固められたような状態になります。

建物の中に逃げ込んだ人は二度と建物から出る事が出来なくなります。

運良く外に逃げた人が居て、

閉じ込められた仲間を助けようとしても救出は不可能ですから

閉じ込められ身動きできなくなった人間が

徐々に体力を失って死んでいくのを見守るしか有りません」

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