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「ごめん」-4

「責任て大袈裟ね、でも最近元気がなかったから、

これで会社を辞めるとか言い出したら、ちょっと責任になるかもしれないわ。

でも、それよりもミナトの体調が心配だわ、

一人暮らしだって聞いてるから、かなり具合が悪いのだったら」

「なに、あの人の事が心配なの、変ね、あんなにいじめていたのに。

私レイナさんはミナトを嫌っているのだと思っていたわ」

「私が、ミナトをいじめてたって、なぜそう思うの」

「えー、だってミナトが自分で言ってたわよ、レイナさんにいじめられてるって。

あ、でも皆はレイナさんの味方よ、

レイナさんがミナトをいじめるのはミナトに原因が有るからだってみんな思ってるよ」

「あの子、何で私がいじめてるなんて勘違いしてるのかしら、

そりゃちょっと先輩として厳しく指導したかもしれないけど、

でも、それをいじめだって思うなんて、あのバカ」

 バカだって、何よ私はもう死んじゃったんだから、

死んだ人間を馬鹿にしたら祟られるのだから、

何がちょっと厳しく指導よ、あんなに激しく叱ったりしたじゃない。

先輩にいじめられて私がどれだけ辛かったか、レイナにはわかりっこないよ。

「ああ、まあそんなにカッカしないで、ミナトもどじばかりで叱られすぎて、

誰かのせいにしたくなったんじゃない」

 ケイコも人を馬鹿にして、だいたい貴方は私の後輩じゃない。

 私は運が悪かった。

私が配属された部署は、成績が悪いままで五年も赤字続きだったから、

そんな部署に配属されて、それでも私なりに頑張って、

その部署の中ではもうすぐ主任に昇格するはずだったのに、

結局赤字続きの部署は廃止になった。

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こんばんわ。
ブログに来て頂き、ありがとうございます。

ケイコを見て、イラッとしたのは何故でしょうか。。。
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